空の境界<下>

久々の本の紹介です。

上、中と変わらない難しい内容でした。

一つ目の話は「忘却録音」。

この話では、幹也の妹で、橙子の弟子の鮮花が

主人公的な位置づけになり、彼女の通う礼園での

奇妙な事件の調査を、彼女と式で行うというもの。

忘却録音というだけあって、記憶に関する内容が

主なものになっています。

二つ目の話は「殺人考察(後)」

これは上巻であった殺人考察(前)に繋がる話で、

私的には、殺人と殺戮の違い、というところに、

考えさせられる事が多かったです。殺人は、自分を

守るためにする事。自分を苦しめる存在を仕方なく消す、

だから人は一生に一人しか人を殺せないし、もし殺してしまえば、

人は一人の死しか背負えないから、自分の死を背負えなくなる。

殺戮する存在は、話の中で言う殺人鬼こと白純里緒の事。

橙子曰く、殺戮を行うものはすでに人間ではないので、自然災害と

同じ。被害者は運が無かっただけ。だと言います。

確かにそのとおりだと思いますね。現実で言うと、誰かに恨みを持ち、

犯行に及んでしまうのが殺人、通り魔や無差別殺人と言うのがここで言う

殺戮なのでしょう。

その他にも、知識の浅い私には理解が難しい箇所がいくつかありました。

まあ、とりあえず読み終わったので、劇場版アニメの方も見てみたいと思います。




空の境界〈下〉 (講談社文庫)
講談社
奈須 きのこ


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